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省エネ冷房の工夫と、住まいで実践する快適な節電術2025年6月18日(水)

自然の力を味方にした「涼しい家」のつくりかた

蒸し暑い日本の夏。2025年の徳島県にも暑い夏がやってきました。この季節は電気代が気になりながらも、冷房を切ることはできない。そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
でも、ほんの少し「住まいの工夫」を見直すだけで、冷房に頼りすぎない「快適な夏の暮らし」は叶います。
今回は、省エネしながら心地よく過ごすための住まいの工夫について考えていきましょう。

■室内でできる!冷房効率アップの小さな工夫

まずは、今すぐできる日常の節電ポイントから。

●遮熱カーテンやすだれを活用
窓から差し込む直射日光は、室温を一気に上昇させます。遮熱カーテンやすだれを使うことで、室温上昇を2~3度抑えることができ、冷房効率がぐんとアップします。
●扇風機を併用して空気を循環
冷たい空気は床にたまりがち。扇風機やサーキュレーターを使えば、部屋全体に涼しさが行き渡り、エアコンの設定温度を下げすぎなくても快適に。
●設定温度は「28度+α」でも快適に
環境省の「COOL BIZ(クールビズ)」でも推奨されている28℃設定。冷房だけに頼らず、空気の流れや素材の工夫で体感温度は変えられます

■暑さの原因は「屋根」にあった?

家の中が暑くなる大きな理由のひとつが、屋根からの熱の侵入です。特に金属製や黒系の屋根は太陽の熱を吸収しやすく、夏場は表面温度が60℃を超えることも。屋根が熱せられると、その熱が天井裏から室内へとじわじわと伝わってきます。

天然石の屋根材「クールーフ」で、夏の快適さが変わる

そこで注目したいのが、四国建設が正規代理店として加盟している株式会社無添加住宅®が開発した天然石の屋根材「クールーフ」
「クールーフ」はその名の通り、夏の「クール」を叶えるために生まれた屋根材。天然石のもつ優れた遮熱性蓄熱抑制に加え、屋根と下地の間に空気層を設ける「二重構造」によって、熱が室内に伝わりにくいのが特徴です。これは冷房負荷を減らす大きなポイント。つまり、「クールーフ」の家では、同じ冷房温度でも涼しく感じられ、省エネにもつながるというわけです。
また、天然石という自然素材の美しさと重厚感は、時間が経っても色あせず、住まいの価値そのものを高めてくれます。

■暮らしの中で「自然と調和する涼しさ」を選ぶということ

冷房に頼るだけの夏は、身体にもお財布にも負担がかかります。でも、建材や間取り、素材選びにほんの少し意識を向けるだけで、「自然の力を味方につけた暮らし」は確実に近づきます。
先ほどご紹介した天然石の屋根「クールーフ」もそのひとつ。エアコンのスイッチを押す前に、「家そのものの涼しさ」を考えてみませんか?

快適さも、節電も、我慢しない。遮熱と通風を活かす工夫

室内の調湿や素材選びの工夫、そして、屋根という「上からの断熱」。
住まい全体で考えることが、省エネ冷房への一番の近道です。
今年の夏は、「クールーフ」などの自然素材の力を上手に取り入れて、涼しく、やさしい暮らしを楽しんでみませんか?

藍住モデルハウスでは実際にクールーフで仕上げた石屋根をご覧いただけます。データだけではなく、見て、触って、感じて室内の快適さをご体感ください。

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