梅雨を乗り切る!カビ対策と換気のポイント2025年5月28日(水)
家族の健康と快適な暮らしを守る、湿度と住まいの上手な関係
ぽつりぽつりと雨の気配を感じる季節・・・
日本の風土に欠かせない「梅雨」の季節が、もうすぐやってきます。
この時期、子育て中のご家庭で特に気をつけたいのが、「湿度」と「カビ」の問題。
見た目では分かりづらいですが、高い湿気は健康や住まいにじわじわと影響を及ぼします。
今回は、自然素材の住まいがなぜ「梅雨に強い」のか、そして家族の笑顔を守るための換気とカビ対策のポイントをご紹介します。
■カビの原因は「湿度」にあり

じめじめした空気、じっとりとした床、何となく重たい空気感。これは、湿度が高い状態のサインかもしれません。
室内の湿度が70%を超えると、カビやダニが繁殖しやすい環境になります。カビの胞子はアレルギーや喘息の原因にもなり、小さなお子さまがいるご家庭では特に注意が必要です。
加えて、湿気がたまることで建材の劣化や悪臭の発生にもつながり、家の寿命を縮めてしまうこともあるのです。
■無垢材と漆喰が持つ「自然のちから」
そんな梅雨時期の悩みに寄り添ってくれるのが、自然素材を使った家づくりです。とくにおすすめなのが、「無垢材」と「漆喰」の組み合わせ。
◎無垢材の調湿効果
天然の木をそのまま使った無垢材には、呼吸するように湿気を吸収・放出する性質があります。
湿度が高いときには湿気を吸い、乾燥しているときには水分を放出してくれる、まるで人の暮らしに寄り添ってくれる、賢い天然の湿度調整装置なのです。
木のやさしい香りやあたたかみも、子どもたちの五感を育む大切な要素です。
◎漆喰の抗菌・防カビパワー
一方で、漆喰は石灰を主成分とした天然の塗り壁材で、抗菌性・防カビ性・調湿性にすぐれた素材として古くから使われてきました。
室内の空気中に含まれる湿気やにおいを吸着し、カビやウイルスの発生を防ぎ、空気そのものを清らかに保ってくれる優秀な素材です。
特に梅雨のように湿気がこもりがちな季節には、漆喰の壁が空気のバランスを整えてくれるので、子どもにもやさしい健やかな住環境を保ちやすくなります。
■家族を守る「換気」のコツ
どれほど良い素材を使っていても、「空気がよどんだまま」では本来の性能を活かしきれません。
そこで重要なのが、日々の換気習慣です。
◎換気のポイント
・窓は対角線上に2か所以上開けることで、風の通り道をつくる
・クローゼットや押し入れの扉も1日1回は開けて風を通す
・浴室や洗面所など湿気がこもりやすい場所は、換気扇をタイマー運転で回すのも有効
共働き家庭などで日中に窓を開けるのが難しい場合は、自然換気の設計がされた家や24時間換気システムの導入もおすすめです。
■梅雨に強い家をつくるという選択
「家づくり」は、単なる間取りやデザインの話ではありません。
家族の健康と安心、そして快適な暮らしを守る環境づくりでもあります。
梅雨のように湿気が気になる季節だからこそ、自然素材の力や住まいの構造に注目してみることが大切です。
特に注文住宅なら、
・無垢材の床で湿度コントロール
・漆喰の壁で空気の質を改善
・動線と換気を考えた間取り設計
といった「わが家だけの快適な住まい」を、一つひとつ叶えていくことができます。
■梅雨も気持ちよく、家族の笑顔を守る住まいへ
カビを防ぎ、空気を整え、暮らしを軽やかにする家。それは、ただ「住む」だけではない「心地よさの器」としての住まいです。
湿度と上手につきあいながら、子どもがのびのびと過ごせて、家族みんなが深呼吸できる空間を。
自然素材でつくる注文住宅は、その願いに静かに、しっかり応えてくれます。
今年の梅雨は、もう怖くない。そんなお家づくり、私たちと一緒に始めてみませんか?
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