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社長久米の漫遊記2025年4月25日(金)

 

先般、岡山県に出張していたので、少し足を延ばしご当地の観光もしてみました。

✦ みそかつ梅の木

視察先の倉敷市内にある会社の社長に「ご当地の美味しいものを食べさせてくれるお店、この辺りにありませんか?」と尋ねたところ、「時間があるなら並ばないと食べれませんが美味しい店ありますよ。」と倉敷美観地区そばの『みそかつの梅の木』なるお店をご紹介いただいたので行ってみました。『みそかつ梅の木』に着いてビックリ!ミシュランガイド京都・大阪+岡山2021に掲載された名店。今まで食べたことがないくらい柔らかくてふわふわ、かつなのに上品であっさりした味わいのみそかつでした。

 

 

✦ 吉備津神社

岡山市にある『吉備津神社』は日本遺産で、吾国唯一の様式にして日本建築の傑作と言われる「吉備津造り」の社殿があることから、建築家の端くれである私としては一度は行ってみたかった神社だった事もあり当社の商売繁盛を祈願しに参拝させていただきました。

 なるほど本殿も勇壮で立派な社殿でしたが、長~い廻廊が緩やかな坂道に設けられており、廻廊を歩いていると梁・柱が等間隔に延々にまっすぐ続いていて吸い込まれていくような心地よい空間でした。

廻廊を少し俯瞰で見られる場所から眺めると切妻屋根が緩やかにR曲線を描いて伸びており圧巻の建造物でした。

 

✦ ベンガラ色の町並み『吹屋ふるさと村』

高梁市に外壁漆喰をベンガラ色で着色したピンクの町並みがあると聞き、無添加住宅でもよく使う資材「漆喰」「ベンガラ」の町並みがどんなものか、カーナビに導かれるまま山間の『吹屋ふるさと村』へ行きました。

 ベンガラでピンク色に染められた漆喰外壁の木造住宅が小道の両側に建ち並ぶ風景はレトロでオシャレ。

 明治時代の人々は当時既に、漆喰が半永久的に劣化しない事、ベンガラが布や漆喰・木を染め、更に防腐効果がある染料である事を知っておられた事に営んでおられ、感心しました。

 

 

無垢材と漆喰の家である当社の無添加住宅を「100年住める家」とお客様に案内していましたが、「150年以上住める家」に改めたいと思います!

町並みに佇む数件の古民家は外観をそのままに若者が室内をリノベーションして(明治時代の建造物ですが)昭和ロマンとZ世代の感覚を見事に融合したオシャレかつカワイイ空間を生み出しておられ、その素敵な空間でお土産屋さんや雑貨屋さん、カフェや洋服屋さんを、楽しそうに営んでいた姿が印象的な活気のある村でした。