自然素材の魅力~その5~柿渋で仕上げる、呼吸する注文住宅2025年5月21日(水)
「家は、長く住むものだから、できるだけ身体にやさしく、心地よく暮らしたい」
そんな想いから、自然素材の戸建て注文住宅を選ばれる方が増えています。
今回は、四国建設が手がける自然素材の家(無添加住宅®)で使用する自然素材の建材のひとつであり、日本の暮らしに古くから寄り添ってきた「柿渋(かきしぶ)」をご紹介します。
◆柿渋とは?自然が育てる“天然の塗料”
柿渋は、未熟な渋柿を搾って発酵・熟成させた、天然100%の塗料・防腐剤です。
かつては古民家の梁、酒樽、和傘、漁網などにも使われてきた、日本の知恵が詰まった自然素材。
時間とともに深まる独特の風合いと、防腐・防虫・抗菌といった高い機能性を兼ね備えているのが特徴で、現代の自然素材の家づくりにも最適です。
◆漆喰・無垢材との相性が抜群
柿渋の魅力は、他の自然素材との相性の良さにもあります。
たとえば、無垢材のフローリングや柱に柿渋を塗ることで、木本来の呼吸を妨げずに表面を保護。使い込むほどに色合いが深まり、アンティークのような味わいが増していきます。
また、漆喰の壁と組み合わせれば、調湿効果や防カビ性がさらにアップ。湿度の高い日本の気候にぴったりの、呼吸する住まいが実現します。
◆注文住宅だからこそ選べる、自然素材の選択肢
建売住宅や規格住宅では使われないことの多い柿渋ですが、自由設計の注文住宅なら、構造材や仕上げ材に柿渋を取り入れることが可能です。
「アレルギーが気になるから化学塗料は使いたくない」
「できるだけ自然素材に囲まれた家で子育てをしたい」
そんな想いに応えるために、四国建設では自然素材に精通した設計士と職人が、一棟一棟ていねいに仕上げる注文住宅を手がけています。
実は…知られざる業界の話
多くの現代住宅には、合板やビニールクロス、化学接着剤などの化学物質が当たり前のように使われています。
しかもそれらの多くは、法律で「基準を満たしている」とされていても、人体にまったく無害とは限らないのです。
「建材の詳細は開示しなくても良い」とされるルールの中で、化学物質の存在が消費者にきちんと知らされないまま販売されている現状も少なくありません。
だからこそ、私たちは自然素材の可能性をもっと伝えていきたいと考えています。
柿渋は、見た目の美しさだけでなく、家族の健康を守るための確かな選択肢。
漆喰や無垢材といった自然素材とともに、空気の質まで美しくする住まいは、五感に響く心地よさをもたらしてくれます。
注文住宅だからこそ叶う、自然素材の家づくり。
もしこれから戸建て住宅の新築やリノベーションを考えているなら、ぜひ「柿渋」のことも思い出してください。
「自然の力」が、住まいに深い安心と豊かさを添えてくれるはずです。
四国建設が手がける無添加住宅®では、お家づくりのプラン相談はもちろん、資金計画やローンについてもスタッフが丁寧にお答えしております。
相談会は参加費無料!ぜひお気軽にお問い合わせください!