築130年の家に、エアコンを。断られた工事を実現した現場の工夫2026年9月1日(火)
築130年の阿南市内のお宅。
今回ご相談いただいたのは、家全体のリフォームではありません。
「この部屋にエアコンを付けたい」
一見すると、それほど難しくなさそうなご相談です。
ところが大手家電量販店に設置を依頼したところ、工事が難しく、取り付けを断られてしまったそうです。
エアコンを付けたい。でも、配管を通す場所がない
問題になったのは、6畳の応接室でした。
大きな掃き出し窓があり、その上には昔ながらの欄間窓。壁一面がほぼ窓になっているため、一般的な住宅のように壁へ穴を開けて、エアコンの配管を外へ出すことができません。
築130年ともなれば、現在の住宅とは構造もつくり方も違います。
エアコンの設置を前提につくられた家ではありませんから、「通常の取り付け方ができない」という理由で工事を断られてしまうこともあります。
通常の方法が使えないなら、この家に合った方法を考えればいい。
ここからが、建築に携わってきた職人の出番です。
昔は「欄間から入る風」が空調だった
そもそも、なぜこれほど窓が多いのでしょう。
昔の日本の家には、風を上手に取り込んで暑さをしのぐ工夫がありました。このお宅の欄間窓も、そのひとつです。
窓を開ければ風が通り抜ける。長い間、それで夏を過ごすことができました。
ところが、近年の夏は事情が違います。
外から入ってくる風そのものが熱く、自然の風だけで室温を下げることが難しい日も増えています。
130年前の暮らしの知恵を大切にしながら、今の暑さに合わせて暮らし方も変えていく必要があります。
欄間窓を利用して、エアコンの配管ルートをつくる
そこで四国建設が目をつけたのが、現在は使わなくなっていた欄間窓です。
欄間窓の一部をアルミパネルで塞ぎ、そのパネルに配管用の穴を設けることにしました。
これなら、古い家の壁へ無理に穴を開けることなく、室外へエアコンの配管を通すことができます。
そして無事、エアコンの設置が完了しました。
大がかりにつくり変えたわけではありません。
「どこなら通せるだろう?」と、今ある家を見て考えた。
今回の工事のポイントは、そこにあります。
「できない」で終わらせないのも、現場の経験です
古い家では、現在の住宅では想定しないようなことが起こります。
図面が残っていなかったり、今では見かけないつくり方をしていたり。今回のように、新しい設備を取り付ける場所がなかったり。
そんなときに頼りになるのは、マニュアルだけではなく、現場で積み重ねてきた経験と職人の工夫です。
今回のお宅は築130年。
そして四国建設は、徳島で建築に携わり続けて103年になります。
もちろん、この家が建てられた時代から知っているわけではありません。それでも、古い建物と向き合い、直し、残し、時代に合わせて手を加えてきた経験は、四国建設の103年の中に積み重なっています。
「今の工事方法ではできない」で終わるのではなく、この家なら、どうすればできるのかを考える。
昔の家の良さは残しながら、今の暮らしに必要なものを加えていく。
それも、長く建築に携わってきた四国建設だからできる仕事のひとつです。
「古い家だから無理かな」
「他では工事が難しいと言われた」
そんな住まいのお困りごとも、一度四国建設にご相談ください。
大きなリフォームだけでなく、今回のような設備の取り付けや小さなお困りごとでも、家の状態を見ながら「どうすればできるか」を一緒に考えます。
四国建設が手がける無添加住宅®では、お家づくりのプラン相談はもちろん、資金計画やローンについてもスタッフが丁寧にお答えしております。
相談会は参加費無料!ぜひお気軽にお問い合わせください!





